- Someone else like me(7) -



南央が家に帰るのを見計らっていたかのように、絶妙のタイミングで洋輔が訪ねてきた。
ついこの間まで、南央の方から連絡したり出向いていったりすることが多かったのだったが、俊明とのことを話して以来、頻繁に洋輔の方からメールや電話が来るようになっている。
「ナナ、例のオヤジとまだ会ってんのか?」
南央の部屋に入るなり、洋輔は気になって仕方ないらしいことを切り出した。
「昨日も会ったけど、オヤジじゃないよ。見た目若いし、カッコイイし」
「もう寝たとか、ないよな?」
そんなことを確認するために来たのかと思うと、嫌がらせをしたくなってしまう。
「……“寝た”だけなら、もう何回も」
我ながら自虐的だと思いながら、紛らわしい答えを返す。
昨夜も、帰したくないと言われて俊明の家に行くことになったのに、これまでの関係から僅かも進展することはなかった。
一定の距離は保ったまま、俊明の手のひらと南央の肩が、或いは南央の頭と俊明の肩が、軽く触れていただけの穏やかな時間。
俊明の様子がいつもと違っていると感じたのは気のせいだったのか、南央の覚悟と期待は空回り、それまでと変わらず、ただ隣で眠っただけの一夜。
今時、中学生同士のカップルでももっと進んだ関係を構築しているに決まっている。
「何だよ、そいつ。やっぱカラダ目当てだったんじゃないか?卒業するまでは何もしないって言ってたくせに」
「ううん。だから、一緒に“寝た”だけ。2回も結婚してたことのある人だし、本当はノンケなのかも。そうじゃなかったら“不能”とか?」
洋輔が複雑な面持ちで南央を見るのは、手出しされるのは許せないが、蔑ろにされるのも我慢ならないという、親心に近い心理なのかもしれない。
「……今更、そういうこと言うか?」
「ううん、今更じゃないんだ。最初に、いかにも男っていうタイプはムリって言われてるし」
「ナナはいかにも男って感じじゃないぞ。そこらの女子よりよっぽど可愛いからな」
「今はそうでも、これから男っぽくなるだろ?卒業する頃には俊さんのタイプから外れてるだろうし、やっぱムリなのかもな」
あまり考えたくはなかったが、そろそろ真剣に、言い逃れのような俊明の言葉の本意を突き詰めて考えてみるべき時期に来ているのかもしれなかった。



「何で、卒業する頃なんだ?」
「よく知らないけど、未成年者相手にエッチなことすると条例か何かに引っかかるんだって。俺が女子なら結婚の意思があれば免除されるかもしれないけど、男じゃそれもムリだから」
「それなら、卒業したって一緒だろ?成人するまで待つつもりか?」
言われてみれば確かに、俊明のあの様子では卒業しても何だかんだと言いくるめられて、ゴールは更に先延ばしにされてしまいそうだ。
「そうだよな……結局、俺とはヤる気がないってことなのかも」
昨夜の、初めて南央に対して好意を表してくれたようでいて結局は突き離されたことを思い出すと、また遣る瀬無い思いがこみ上げてくる。
それならそうと早く言ってくれればいいのにと、子供なりの防衛本能が働く。打算的かもしれないが、報われないと決まっている恋愛なら早めに諦めさせて欲しい。
「なあ、やっぱ、俺と試した方がいいんじゃないか?」
迷いに付け込む優しげな声に、気を抜けば流されてしまいそうで、感傷に浸ることもできなくなる。どうして、ただの幼なじみだった洋輔が南央を最初の相手にしたいと思うようになったのか、今もって謎だ。
「洋ちゃん、しつこいよ?何でそんなに俺に拘んの?」
「ナナは可愛いからな。わけのわからないオヤジに取られると思うと、何か悔しいだろ」
恋愛感情から生じるものではなくても、おそらくそれは嫉妬で、しかも洋輔よりずっと幼いと思われていた南央に先を越されそうな焦燥も混じっているのだろう。
そんな心配をしなくても、俊明にその気がないから、こうやって愚痴を聞いてもらっているというのに。
「じゃ、もし卒業しても俊さんと何もなかったら、洋ちゃんと試してみようか?それ以上先伸ばしにされるようだったら、俺も諦めついてるだろうし」
「本当か?本当に、そうなったら俺にヤらせてくれるのか?」
「そんな嬉しそうにするなよな、俺が振られるの前提なんだから」
「悪い。でも、撤回ナシだからな?」
真剣に念を押されると、こちらの方が現実になってしまいそうで不安になる。
でも、俊明は“南央が卒業するまでは”と言ったのだから、それが守られると信じていたかった。





南央の心配とはうらはらに、ある意味、俊明との関係は深まっているともいえる。
これまで南央は、木曜はいつも放課後一旦家に帰って着替えてから出直していたのだったが、その手間に気付いた俊明に合鍵を渡され、今日からは部屋に直行するよう言われていた。なにしろ、度重なる“急なお泊り”で俊明があれこれ用意してくれたおかげで、今では南央の着替えや制服のカッターシャツや歯磨きに至るまで、生活に必要なものは一通り揃ってしまっている。
それでも、家主のいない部屋で長く待っていることには抵抗があり、完全下校時刻まで学校で時間を潰してから俊明の家に向かった。
本音としては駅で待ち合わせて一緒に帰りたいところだったが、南央を一人で駅で待たせている間にまた良からぬ誘いがあるといけないからと言われると、前科のある南央には返す言葉もなく。せめて、なるべく部屋で待つ時間が短くなるようにと時間をかけたおかげで、南央が俊明の所に着いたのは7時近くなっていた。
「わ……っ」
鍵を出そうと手間取る南央の眼前で、突然、ドアが中から開かれた。
「おかえり、ナナ。ずいぶん遅かったね」
いないと思い込んでいただけに、家主の出迎えには、驚くというより焦った。
「……どうして?お仕事じゃ、なかったの?」
玄関の中へと招き入れられながら、南央にはまだ状況がよく飲み込めず、呆然と俊明を見上げた。黒いホルターエプロンから覗く、ボタンを外したポロシャツにハーフパンツ姿は、出勤ではなかったのだろうか。
「ナナを待たせるといけないと思って、ちょっと急ぎ過ぎたみたいでね。直帰にしていたし、予定より早く帰れたんだよ。ナナは遅いけど、何かあった?」
「ううん。中間の前だから、図書室に寄ってて……俊さんがこんな早いとは思ってなかったから」
「テスト前だったの?今週はやめておいた方が良かったかな?」
「ううん、全然余裕だから」
南央の通う学校はいわゆるエスカレーター式で受験がないせいか勉学に手を抜く生徒が多く、今のところ南央の成績はかなり優秀で上位をキープしている。そうでなくても、経済的な事情で外部入試も視野に入れている南央は、日頃から授業態度も至って真面目で、提出物にも気合を入れていた。テスト前だからと、特別なことをする必要はないくらいに。
「それならいいけど、無理はしないで、都合が悪いときは言うようにね?」
「うん」
「すぐに食事にできるから、座って待ってて」
ダイニングテーブルに着くよう促され、カウンターの向こうへ急ぐ背中に、わかり切ったことを尋ねる。
「俊さんが作ってくれたの?すごく、いい匂いがする」
「ハッシュドビーフだよ、実家から玉ねぎをたくさん貰ったからね。他にもいろいろあるから、消費に協力してくれるかな?」
「喜んで」
初めて泊まった日にも思ったが、俊明は本当にマメな性格のようだ。
南央も何か手伝った方がいいのだろうが、家事など殆どしたことがなく却ってジャマになると思い、おとなしく待っていることにした。



梅雨入り前のすっきりしない天気で肌寒かった外と違って、煮込み料理をしていた部屋は暖かかった。通学用のカーディガンを脱ごうとボタンを外しかけたところで、思い直して指を止める。
南央は自分では特に食べるのが下手だとは思っていないが、知らぬ間にカレーやミートソースが服に飛んでいることがよくあった。白いカッターシャツになれば、余計に染みが目立つ。
ふと、そういえば制服で会うのは初めてだと、今更のように気が付いた。
俊明も同じようなことを思ったのか、食事の用意を整える手を止めて、繁々と南央を見つめていた。
「……なに?」
「初めて会った時は大人びて見えたけど、ナナは意外と幼い顔をしているね」
「そう?」
これ以上子供っぽいと思われるのが嫌で、急いでカーディガンを脱いで、フローリングに置いたスクールバッグの上に乗せる。可愛げのないカッターシャツ姿の方が、少しはマシだろうと思ったからだ。
南央の横へ近付いてきた俊明の手が、南央の前髪に触れる。おでこを晒すように髪をかき上げられると、ますます幼く見えてしまうのに。
「早く育ってくれないかな」
小さく、独り言のように呟く声に軽くキレそうになった。
「子供でもいいのに。条例だか何だか知らないけど、バレなきゃいいんでしょう?」
「そういう問題じゃないよ、未成年にするべき行為じゃないから条例を作って保護しているんだからね」
「俊さん、“いい人”過ぎだよ」
つい、褒めていないことがあからさまにわかるような言い方をしてしまう。南央からすれば、保護されているというより、俊明の自己満足に付き合わされている気分だった。
「僕は“いい人”じゃないよ?」
いつもと変わらぬ穏やかな声音が、南央の嫌味を否定する。なぜか、それは謙遜ではなく、本心からの言葉のように聞こえた。
黙って見上げる南央から、迷いの過る瞳が逸らされてゆく。
「いい人でありたいと思ってるよ。だから少し無理をしてるんだ」
その生真面目さに飲まれて、やせ我慢ならしなければいいのにと、簡単に言うことはできなくなる。
それが南央に何もしない理由かどうかはわからなかったが、結局、今日も同じベッドに入っても、抱き合って眠るような関係にはなれないままだった。






「芝のつき合ってる“年上の人”って、清水外科の息子だよな?」
前置きのない断定的な問いに、南央はびっくり目で長沢を見返した。
昼食のあと珍しく図書室に誘われ、わざわざ人目を避けるように一番奥の資料棚まで来たのはそれを確かめるためだったのかと、朝から二人の態度が変だった理由と共に得心がいく。
南央の知る“清水俊明”が、長沢の言う人物と同一なのかどうかはわからなかったが、確信めいた響きと名字が同じことで、そうだったのかもしれないと思った。
沈黙したまま長沢を見つめる南央の反応は肯定と受け取られたらしく、硬い声が思いもかけない言葉を続ける。
「俺の乗る駅の近くで、芝が年の離れた男と一緒にいるのを何度か見かけたことがあって、気にはなってたんだ。“倍ほど年上”で、“オバサン”じゃなくて、“美人”つうか男前で、“食われたい”って、全部あの人に当てはまってるよな?芝、今朝もそいつと一緒だっただろ?俺、同じ車両に乗ってたのに、芝、そいつしか見えてないみたいで全然気が付かないし」
まるで弾劾されているような気分になってしまうのは、少なくともこのクラスメートたちに南央の性癖をカミングアウトするつもりはなかったからで、差し迫った危機よりも、今後のことを思って憂鬱になった。
「……長沢、その人と知り合いだったりする?」
「知り合いじゃないけど、俺の母親がそこの病院にかかってたし内情にも詳しいみたいで、息子の顔も知ってたんだ。俺、今朝は母親と一緒だったから、芝の方が気になって見てたの気付かれて、“清水先生のご長男はやっぱり男の子の方がいいのかしら”って言われてびっくりして……聞いてみたら、あそこの院長、腕はいいけど女癖が悪いって有名らしいし、息子は2回も離婚してるっていうし、芝も遊ばれてるとか騙されてるとかじゃないかって心配になって」
両側を長沢と庄野に挟まれた格好で席についた南央には、まるで逃げ道がないみたいに思えてくる。
南央は本当に何も知らなかったが、正直にそう言えば騙されているのではという疑惑がますます深まってしまいそうで、返事ができなかった。
「芝?余計なお世話だと思ってるのか?」
心配げな庄野に、そうではないと首を振る。
よく確かめもせずに口説いた自分が浅はかだったかもしれないと、今は悔やんでいる場合ではないと腹を括った。



「その“息子”の方の話って、バツ2ってことだけ?他にも何か知ってる?」
俊明には尋ねもしないで、本人の預かり知らぬところで詮索するような真似はするべきではないとわかっているのに、長沢が聞いた話を南央も聞きたいという欲求は抑えられなかった。
「最初に離婚したのは男に目覚めたからだとか、ヨリを戻してもまたすぐに別れたのはやっぱり男の方が良くなったからだとかって聞いたけど……」
「二回とも同じ人と結婚して離婚したってこと?長沢、その原因になった相手のことも知ってる?」
今も俊明の心に住んでいる人が去った理由を知ることができれば、南央の対応の何が拙いのかわかるような気がする。
「なんか、男か女か判断に迷うような外見だったって言ってたな。派手さはないけど美人で細身の十代の男だったらしいから、芝みたいなのが好みってことじゃないのか?」
そういえば、俊明につき合って欲しいと言ってみる気になったのは、南央のようなタイプが好みだと言われたからだった。なのに、“お預け”を食らわせられているのは、今の南央ではまだ若過ぎるということなのだろうか。長沢の言っているのはおそらく写真の人のはずで、十代といっても南央よりはよほど大人びて見えた。
「その人とは何で別れたのかな?」
「離婚した相手が妊娠してたことがわかって復縁したかららしいぜ。でも、そもそも合わないから離婚したんだから、子供ができたからって上手くいくもんでもなかったみたいで直に別れたらしいけどな」
「でも、また奥さんと別れたんなら、その人と元に戻ったんじゃないの?」
「普通は戻らないだろ?自分を捨てて前の嫁とやり直そうとした男だぜ?」
南央には恋愛経験がないから発想が単純なのかもしれないが、自分の元に戻ってきてくれれば受け容れてしまいそうな気がする。
「……そういうところが、別れた方がいいっていう理由?」
「それもあるけど、親が女グセが悪いっていうことは息子も遊んでるんだろうし、年も離れてるし……ともかく、俺らは芝が無事なうちに何とかした方がいいんじゃないかって思ったからな」
長沢と庄野が、少なくとも興味本位やからかい半分にこんなことを言い出したわけではなさそうなことは伝わってきた。
「遊んでるかどうかはわからないけど、俺には誠実だよ。“無事”どころか、俺が卒業するまでは“清い交際”しかしないって言われてるし」
「そうなのか?」
「言っただろ?“食われそうにない”って」
説得されそうな長沢と違い、庄野はいかにも胡散臭げだと言いたげな顔で、逆に南央を説得しにかかる。
「そんなの、油断させてるだけかもしれないだろう?そうじゃなければ、からかわれてるんじゃないのか?本当に好きでつき合ってるんなら、2年もストイックでいられるわけがないし。“清い”なんて言い訳だよ」
強い語調で言い切られると、真摯だと思っていた俊明の心象が、南央の都合のいい幻想だったように思えてくる。条例を盾にされれば南央が退くしかないとわかっていて、いたずらに期待だけさせて突き放されるのも、からかわれていたからなのだろうか。



「芝?」
心配げな声と共に、肩に手をかけられて我に返る。
物思いに沈むのは一人になってからでもできるのだから、今はできるだけ情報を貰っておくべきだった。
「……さっき言ってた病院って、どこにあんの?」
「知らないのか?芝の乗り換えの駅から徒歩5分内に、白い外壁のでっかい病院があるだろ?老健とかも併設してて、めっちゃ儲かってるらしいぜ」
「じゃ、実家がお金持ちってこと?」
「当然だろ?父親が医者ってだけでも高収入なのに、祖父さんは院長だからな。慰謝料や養育費払ったって、痛くも痒くもないに決まってる」
父と義母が必死になって働いている南央の家とはえらい違いだ。聞けば聞くほどに俊明との距離を思い知らされるようで辛かったが、もう知らないままでいることはできなかった。
「さっき長男って言ってたけど、他にも兄弟がいるの?」
「院長が他所で産ませた同い年の弟がいるって話だけど、認知はしてないらしいぜ。あと、まだ赤ん坊みたいな弟がいるって言ってたな」
それが、俊明の言っていた年の離れた弟なのだろう。今にして思えば、南央に話してくれたプライベートな話はそれだけだった。
「それだけ離れてたら、一人っ子みたいなものかな?」
「だろうな、大事な跡取り息子として育てられたんだろうし」
「じゃ、また結婚するのかな……?」
「たぶんな。跡継ぎも作らないといけないだろうし、政略結婚みたいのもあるだろうし、一生自由ってわけにはいかないんじゃないか?」
「ヘタすれば、芝がそれまでのツナギとかキープって可能性もあるよな」
庄野の言葉に胸がざわつく。
“ツナギ”でもいいと言ったのは、そういう意味ではなかったのに。
思考を遮るように鳴るベルの音に、昼休みが終わりそうな時間になっていることを知る。
「ごめん、俺、早退したいし、保健室に行ったって言っといてもらっていい?」
あまりにも突然、一時にいろいろ知り過ぎて、南央の頭も気持ちも追いついていなかった。受け止めて、整理するにはそれなりの時間がかかるのだろう。
「つき合おうか?」
相変わらず庄野は過保護で、気遣うように南央の顔を覗き込んできた。
「ううん。ちょっと一人になりたい」
親身になって心配してくれているとわかっていても、やっぱり線を引かずにいられない。二人とも、今のところは南央の性癖のことで偏見を持ったり態度を変えるということはなさそうでホッとしたが、覚悟はしておく方がいいと自衛してしまう。
「芝の荷物、纏めとくからな?熱がなくても、腹が痛いとか吐きそうとか、うまく言えよ?」
「うん。頑張ってみる」
先に出てゆく二人を見送ってから、南央も保健室に向かうことにした。


演技するまでもなく南央の体調は悪そうに見えたようで、平熱だったにも拘らず、早退の許可はすんなりと貰えた。
一度教室に戻り、教科担当に事情を話して、予め纏められていた荷物を持って出る。目だけで長沢と庄野に挨拶をしておいた。
帰る道すがらずっと、二人に言われたことを繰り返し反芻し、これまでの俊明の行動の不可解な場面を思い返し、分析しようとするほどに猜疑心は強くなっていく。
出会い方や、簡単に口説いたことから、南央のことを軽く思われるのは仕方のないことで、だからまともに相手にしてもらえないのだと考える方が自然だった。
別れる時に面倒がないよう、万が一ゴネられて法的な手段を取られても困らないよう、敢えて“清い交際”を貫いている、と考えれば俊明の慎重さにも納得がいく。
当人に確かめもせず、暴走する思考南央の思考は、一方的な結論を出してしまった。



- Someone else like me(7) - Fin

【 Someone else like me(6) 】     Novel       【 Someone else like me(8) 】  


どうでもいいことですが、俊明の実家は“外科”ということにしておきました……。
統一しなければという気持ちはあるのですが、全部を訂正するのは無理そうな気がします、ごめんなさい。